国内のクラウドソーシングサイトの一覧と比較。フリーランスから主婦の方まで、副業や在宅ワークに最適!

クラウドワークスとランサーズは手数料に違いがある
注:ここに記載されているのは古い情報です。現在(2014年9月)は両者の手数料は同じになっています。
よく比較される2つのクラウドソーシングサイト、クラウドワークスとランサーズは、微妙に手数料が違います。もしかしたらこの違いが、2つのサイトを特徴づけているのかもしれません。
各サイトの手数料を比べてみましょう。
- クラウドワークス
- 10万円以下部分:20%
- 10万円超~20万円の部分:10%
- 20万円超部分:無料
- 手数料はランサー(受注者)が負担
- ランサーズ
- 10万円以下部分:20%
- 10万円超~20万円の部分:10%
- 20万円超部分:5%
- 手数料はランサー(受注者)が負担
20万円の部分までは両者とも同じ手数料ですが、20万円を超えた部分に違いが見て取れます。ランサーズは5%の手数料がかかっていますが、クラウドワークスは無料となっています。
そのため、20万円を超える中~大規模な案件を受注して仕事をする場合、たとえこれらの2つのサイトで同じように仕事をしたとしても、ランサーの手取りはクラウドワークスの方が多くなります。
この違いが、2つのサイトの質の違いにつながっている可能性も
中~大規模の案件をこなすことのできる、スキルの比較的高いプログラマーは、クラウドワークスの方を好んで使うようになるはずです。それに従うように、スキルの高いプログラマーを求めるクライアントもクラウドワークスに集まるようになり、結果的にクライアント・ランサー双方で質の高いユーザーが集まる、と考えられます。
ランサーズはその逆となるでしょう。ただ一般的に言って、スキルの高いユーザーは割合として少ないため、ユーザーの人数ではランサーズの方が多く集まりそうです。
さしづめ質のクラウドワークス、量のランサーズといったところでしょうか。
運営の方向性の違いが元で、評判にも違いが?
ネット上の評判は、どちらかというとクラウドワークスの方を上位だとする意見が多いようです。ランサーズの方が規模が大きく、クラウドワークスの方が新しいサイトにもかかわらずです。
クラウドワークスの方が、質が高い、使いやすい、運営がしっかりしてる、勝つのはクラウドワークスだ、など、クラウドワークスは持ち上げられていて、対するランサーズにとってはなかなか厳しい評判です。
理由としては、運営の方向性や、歴史的な経緯などいろいろあるとは思いますが、この手数料の違いこそ、運営の方向性の違いが現れたものだという気がします。これが客層の違いにもつながり、次第にそれぞれのユーザーから評判となって現れてきた、とも考えられます。
以上、手数料の面で比較してみました。あなたに合っているのはどちらのサイトでしょうか。最終的には自分の目で確かめるのが一番です。